
はじめに
どうもこんにちは!
博多ぽんたろうのシーバスブログです。
今回はシーバス用の新ジャンルジグミノー「冷斬レザン(バレーヒル 邪道)」についての記事です。
冷斬レザンは、邪道プロスタッフの藤澤 周郷氏プロデュースの2019年に発売されたメタルジグです。
一般的なメタルジグと一線を画すスペックになっておりますが、
今回はそんな冷斬レザン(バレーヒル 邪道) について、スペックや特徴、適した場所などを紹介致します。

バレーヒル邪道とは
「バレーヒル」は、兵庫県に本社を構える【谷山商事株式会社】が手がけるルアーフィッシングブランドの一つです。
バレーヒルは、釣りのジャンルごとに更にいくつかにブランドが分かれており、その中のシーバスフィッシングにフォーカスしたブランドが「邪道」です。
他には、雷魚釣りにおすすめな「ウィップラッシュファクトリー」や、青物におすすめな「カミワザ」などのブランドがあります。
「邪道」は、2001年から販売が開始されました。
プロスタッフには、藤澤 周郷氏・村岡 昌憲氏・大野 ゆうき氏・RED 中村氏などが在籍しています。
邪道は、「ヨレヨレ」「冷音レイン」「スーサン」など数々の名作ルアーを世に出してきた、人気と実績が高いブランドです。
冷斬(レザン)のラインナップ 計3種類
冷斬(レザン)は2019年に「20g」「30g」「40g」の3種類のラインナップで発売されました。
現在は、この3種類ですが、今後は「60g」「90g」「120g」が追加で発売される予定です。
※発売時期は未定
冷斬(レザン) 20g
全長:60㎜
重さ:20g
価格:\790(税抜)
冷斬(レザン) 30g
全長:70㎜
重さ:30g
価格:\790(税抜)
冷斬(レザン) 40g
全長:78㎜
重さ:40g
価格:\790(税抜)
冷斬(レザン) の特徴
メタルジグっぽいが中身はミノー
まず、冷斬レザンは、形がそのままメタルジグの形をしているため、発売当初は「なんだ、メタルジグか」と思い自然と敬遠していた自分がいます。
しかし、改めてコンセプトなどを確認してみるとメタルジグというより、スイム系のミノーライクなルアーということでシーバスへのアプローチに未知の可能性を感じ一気に興味を持ちました。
カテゴリーとしては、メタルジグではなく、「ジグミノー」という新ジャンルのカテゴリに分けられます。
アクション(動き)は
冷斬レザンは、スローリトリーブでは、タイトなウォブリングアクションをします。
ミディアムリトリーブでは、若干ワイドなウォブリングアクションとなっています。
また、アクションの途中で、たまに千鳥系のヒラッヒラッという不規則アクションが入り食わせの間を作っています。
引き抵抗は感じやすいので、しっかりとルアーの動きを感じながら巻くことができます。
スローリトリーブ時のレンジに注目
一般的なメタルジグですと、スローに巻くと沈降速度が速すぎてボトムについてしまい、一定のレンジを引くことができません。
一方冷斬レザンは、着水直後からの巻き始めであれば、スローに巻いても上のレンジをキープして泳いでくれます。
40gですと、着水同時の巻きはじめで、100㎝~150㎝のレンジをキープしてスイムします。
30gですと、70㎝~100㎝程度のレンジを泳ぎ、30gですと、50㎝~70㎝のレンジを泳ぎます。
このような上のレンジをスローに巻くメタルジグな無いので、これが大きなアドバンテージになります。
エビ絡み軽減でストレスフリー
冷斬レザンは、エビ絡み(テーリング絡み)の軽減にも力を入れて開発されたルアーです。
エビ絡みとは、リアフックがリーダーに絡むトラブルのことです。
メタルジグを使う上で、このエビ絡みは必ず起きる問題で、ルアーによっては高確率で起きるものもあります。
なので、このメタルジグのエビ絡みを軽減させるために自分でトレブルフックからシングルフックに交換したり、リアフック自体を付けないセッティングにしたり、様々な方法を用いる方が多いと思います。
冷斬レザンは、このようなエビ絡みによる対策を取らなくても純正のままで、エビ絡みトラブルを70パーセント以上抑えています。
レザンのリアフックはトレブルフックですが、若干小さめのものを使用しています。
ボディの形状や構造とこの小さめのトレブルフックの組合せにより、大幅なトラブル軽減を実現しています。
このエビ絡みのトラブル軽減というのは、着水時やフォールからボトムにつくまでのタイミングだけでなく、スイム中・ハイピッチショートジャーク・ロングジャーク・コンビネーションジャークなど様々な動きにおいてです。
冷斬(レザン) はどんな釣り場で使う?使い方は?
冷斬レザンは、20g・30gであれば小規模~中規模河川や小さな港湾、漁港で使うことができます。
40gは、大規模な河川やサーフ、堤防での使用をおすすめします。
タックルのよっては、40gは投げれないこともありますので、しっかりと自分のロッドを確認してみてください。
上で説明した通り、レンジが比較的上のほうになり、シンペン・ミノー的に使えるルアーになりますので、普通のルアーで届かないエリアを飛距離を生かした冷斬でスローに上のレンジで攻めるというのが一つ大きなアドバンテージになると思います。
メタルジグでスローに50㎝~150㎝内のレンジを攻めれるということはデイはもちろんのことナイトゲームでも未知の爆発力を秘めていると考えます。
使い所は難しいとは思いますが、使い込んで自分なりのポイントや動かし方を見つけましょう。
冷斬(レザン) の評判や口コミ(レビュー)など
お久シーバス(^ω^)#冷斬 pic.twitter.com/Yx3Gx7v9ma
— はっと (@KTM_Ninja) July 17, 2019
ジギングで40cm前後を15本
— 翠石さん (@ZXbLwXHizGj7P8G) December 25, 2019
もはや作業(笑)#シーバス #リバーシーバス #冷斬 #邪道 #ムーチョルチア pic.twitter.com/ZHKq75JdSI
まとめ
今回は「新ジャンルジグミノー【冷斬レザン(バレーヒル 邪道)】」を紹介させていただきました。
シーバスアングラーからすると、メタルジグは敬遠しがちなルアーの一つかと思います。
私も特に小規模エリアでの釣りが多いため特に必要性を感じることが少ないです。
しかし、メタルジグでのシーバスの釣果は結構多く、意外なメソッドで使用している方などがいて使い方に自分のオリジナリティが出やすいルアーでもあります。
その中でも冷斬はそもそものメタルジグの動きとは正反対の動きをして、よりシーバスへのアプローチに未知の可能性を感じるルアーです。
ただ巻きでしっかりとアクションも出ますので初心者の方にも扱いやすいルアーですし、自分なりのアレンジやメソッドを加えれる玄人向けのルアーでもあると思います。
まだ使ったことが無い方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
今後も色々なルアーの紹介をしていきますし、詳しいルアーのインプレもしていきますので、是非『博多ぽんたろうのシーバスブログ』をよろしくお願い致します。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。